伊仙中学校「弁当の日」

入学式の日は，午前中に新任式や始業式をして，午後入学式です。
全校生徒，弁当持参になっていました。
そこで，自分で作る弁当の第１号を持って行きました。



















始業式の中で，弁当の日とは・・・と話し，この弁当をみんなに見せて，弁当の日を実施したいと考えていることを伝えました。

実は，この弁当は「手抜き弁当」です。夜のおかずが残っていたので詰め込んだ肉じゃがと，アオサを入れた卵焼き，ご飯はゆかり混ぜて詰めただけ。これにウィンナーを焼いて持って行きました。
制作にかかった時間は，およそ３０分！
これまでの最短記録です。

何も，見栄えが良くなかったとしても良いし，おいしそうな彩りも無くても良い。
とにかく，今できることを，自分の力で，継続的に出来るようになること。
特別なことだと思っていたことが，実は特別ではなく，当たり前のことだということに気づく学習。

そんな事を考えながら，枕崎の弁当の日に近づく第一歩を踏み出した弁当です。  

伊仙最後の昼に近所でとても良くしてくださった方のお家に立ち寄ると、船の中で食べるようにと弁当を作ってくださっていました。

もらう側の私の相棒も、あげる側のその方も、まともに目をあわさず涙声でとりとめのない世間話をしています。
あたたかな気持ちだけが漂うそのダイニングで、私はもくもくとおにぎりを食べていました。

弁当箱に使われたのは、本の形のお菓子箱！

３月３１日の船はとても激しく揺れて、しかも車の中に弁当を置いていたので取りにいかしてもらえず、船の中では食べられませんでした。
しかし、新しい職場に向かう途中に道の駅にて美味しく頂きました。

弁当の素晴らしさを改めて実感した『旅立ちの弁当』でした。


新しい職場では、名刺に「ひろがれ 弁当の日」と書いて、最初から弁当の日を宣伝しています。
新たな実践校として登録して頂ける日が楽しみです！


お知らせです！
４月１０日の南海日日新聞に『こころを満たす弁当の日』という連載の第一号初記事が登場します。少し恥ずかしくもありますが、お知らせでした！


  

３月中旬に注文した『塩麹』が昨日ようやく届きました。
その間、転居したために、この塩麹は徳之島伊仙町まで行って、枕崎にやって来ました。

チョビット舐めてみました。
甘酒のような状態ですけどいい塩味です！
今朝の味噌汁に入れてみようと思います。

  

やっと届きました



安武はなちゃん（小学３年生）
お父さんと二人暮らし

お母さんは３３歳でガンのため亡くなりましたが
旅立つまでに、この子に残しておける財産をつくりました

自分の身の回りのことは自分でできるようにすること

家族のために料理をすることは楽しいこと

だから、はなちゃんは小学入学前からお味噌汁を作れるようになっていました

お父さんが、はなちゃんの弁当を作り忘れた朝
自分で作ってみようと思い立ち
見事完成させました

弁当の日の大切さを伝えてくれる貴重な本です

是非、本屋さんで探してみてください

こちらのホームページも覗いてみてください
素晴らしいスライドショーでお母さん「千恵さん」を紹介してくれています
http://hon.bunshun.jp/sp/hanamiso
  

竹下和男先生の新刊です



　　
弁当の日を提唱された竹下和男先生

現役の校長として何ができるか
何をすべきか考えて行動したのが「弁当の日」

先生は、これで子どもの生活する環境を変え
日本を変える事を目指しています

教育の力で日本が変わる

壮大な夢の確実な一歩

早く読んでみたいです